現在、医療や福祉関係への関心が高くなっており、理学療法士や作業療法士と同じように義肢装具士を希望する人も多くなっているようです。ここでは義肢装具士の国家試験について解説していきます。
【義肢装具士の国家試験の受験資格】
義肢装具士の国家試験を受けるには、3年間の専門の学校を卒業しなければいけません。
【義肢装具士の国家試験の受験内容】
義肢装具士の国家試験は以下内容についての試験を1日間にわたって行われます。
・臨床医学大要(臨床神経学、整形外科学、リハビリテーション医学、理学療法・作業療法、臨床心理学及び関係法規を含む。)
・義肢装具工学(図学・製図学、機構学、制御工学、システム工学及びリハビリテーション工学)
・義肢装具材料学(義肢装具材料力学を含む。)
・義肢装具生体力学
・義肢装具採型・採寸学
・義肢装具適合学
午前に臨床医学大要、義肢装具工学、義肢装具材料学、午後に義肢装具生体力学、義肢装具採型・採寸学、義肢装具適合学の順です。
この義肢装具士の国家試験は試験の実施に関する事務は、財団法人テクノエイド協会が行っています。(厚生労働省医政局監修)
【義肢装具士の国家試験の受験料】
義肢装具士の国家試験の受験料は65,900円です。
【義肢装具士の国家試験の合格率】
義肢装具士の国家試験の合格率は、専門学校に3年も通う必要があるだけに95%以上と非常に高いです。
年によっては受験者全員合格、合格率100%の場合もあります。
まず義肢(ぎし)について説明します。
義肢装具士法で言う義肢とは「身体の上肢または下肢の全部、あるいは一部に欠損のある人に装着して、その欠損を補てんするか、機能を代替するための器具器機のこと」ということになります。
もう少しわかりやすく言うと、義肢とは、怪我や病気などで手足を失った人や、身体機能に障害のある人に対して、元の形態または機能を補填、代替するための器具のことを指します。要するに腕や足、胴体の機能に障害のある人に装着して、身体の機能を回復したり、不自由を補ってくれる器具のことなのです。
そして義肢装具士(PO)とは、厚生大臣の免許を受けて、義肢装具士の名称を用いて、医師の指示のもと、義手、義足、コルセットなどの装具の採型や製作、身体への適合など、義肢及び装具の装着部位の採型並びに義肢及び装具の製作及び身体への適合を行う知識および技能を修得した者のことです。義肢装具士とは患者のすみやかな社会復帰を援助するリハビリテーションスタッフ一員として重要な役割を果たしているのです。
中国で怪我をしたパンダに義足を付けるアイデアを募集しているようです。
動物も義足を付けるのですね。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070308-00000016-rcdc-cn